転がし込む(読み)ころがしこむ

精選版 日本国語大辞典 「転がし込む」の意味・読み・例文・類語

ころがし‐こ・む【転込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 物体を回転させながら物の中に入れる。
    1. [初出の実例]「あやまりて取り落し、みぞの中にころがし込みたり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉三)
  3. 立っているものを倒して物の中に入れる。
    1. [初出の実例]「一人ア水溜ん中に投(ほり)込まれ、一人ア田ん中に転がし込まれ、一人ア手を捻折られました」(出典:落語・甲子待(1895)〈柳家禽語楼〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む