軽口露がはなし(読み)かるくちつゆがはなし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軽口露がはなし」の意味・わかりやすい解説

軽口露がはなし
かるくちつゆがはなし

江戸時代中期の咄本 (はなしぼん) 。露の五郎兵衛作。5巻。元禄4 (1691) 年刊。当時有名な大道芸人露の五郎兵衛の落し咄を編集したもの。『醒睡笑 (せいすいしょう) 』『昨日は今日の物語』に種を得た話が多く,各話に巧みに落ちがついている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 物語

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android