軽口露がはなし(読み)かるくちつゆがはなし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軽口露がはなし」の意味・わかりやすい解説

軽口露がはなし
かるくちつゆがはなし

江戸時代中期の咄本 (はなしぼん) 。露の五郎兵衛作。5巻。元禄4 (1691) 年刊。当時有名な大道芸人露の五郎兵衛の落し咄を編集したもの。『醒睡笑 (せいすいしょう) 』『昨日は今日の物語』に種を得た話が多く,各話に巧みに落ちがついている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 物語

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む