軽過失(読み)ケイカシツ

デジタル大辞泉「軽過失」の解説

けい‐かしつ〔‐クワシツ〕【軽過失】

注意義務違反の程度の過失。人が当然払うべき注意を多少なりとも欠くこと。→重過失

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「軽過失」の解説

けい‐かしつ ‥クヮシツ【軽過失】

〙 善良な管理者が、普通に要求される程度の注意義務を怠ること。重過失に対する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の軽過失の言及

【過失】より

…このように,認容の有無によって故意と過失とを区別する一般的見解に対して,故意の成立要件として認容を不要とする説もあり,それによれば,〈認識ある過失〉というものはないことになる。(b)単純な過失(軽過失),重過失,業務上過失 重過失とは,過失の程度が著しい場合,いいかえれば,ごくわずかな注意をすれば過失が除去されたであろう場合である。業務上過失とは,業務として危険行為に携わる者の過失である。…

【失火責任】より

…民法の一般原則によれば,故意または過失ある場合には,他人に加えた損害を賠償しなければならない(民法709条)。しかし,失火により他人に損害を与えた場合にはこれが適用されず,失火者は,故意または重大な過失ある場合にのみ不法行為に基づく損害賠償責任を負担し,軽過失つまり通常の過失については責任を負わない。それは,日本では木造の家屋が多く,失火による損害が意外に膨大なものとなる危険性が大きく,この場合に民法の一般原則が適用されると,失火者は過大な責任を背負うことになる。…

※「軽過失」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

粉骨砕身

骨を粉にし、身を砕くこと。力の限り努力すること。一所懸命働くこと。[活用] ―する。[使用例] こうなったら、粉骨砕身、身をなげうって社長の政界入りをお手助けせにゃあ[三島由紀夫*近代能楽集|1950...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android