最新 地学事典 「輝獣類」の解説
きじゅうるい
輝獣類
学◆Astrapotheria
絶滅した南米有蹄類の一目。雷獣類とも。暁新世後期~中新世中期。サイのような大型獣。稜状歯の大臼歯と牙状の犬歯はきわめて大きくなり,系統後期には常生歯となる。上顎大臼歯は外歯帯を欠き,外稜と原稜が発達。下顎大臼歯は二稜歯で,結局ほぼ月状歯となる。最も知られたアストラポテリウムは体長3mのゾウのような動物で,上顎切歯を欠き,犬歯が常生歯の牙となる。近心小臼歯を欠き,犬歯と高歯冠臼歯との間に歯隙が生じる。短く後退した鼻骨は長鼻のいくらかの発達を示す。
執筆者:犬塚 則久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

