輪光(読み)リンコウ

デジタル大辞泉 「輪光」の意味・読み・例文・類語

りん‐こう〔‐クワウ〕【輪光】

輪のように見える光。

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精選版 日本国語大辞典 「輪光」の意味・読み・例文・類語

りん‐こう‥クヮウ【輪光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 輪の形をした光。
  3. 仏像などの背後にある光明を表わすもの。光背
    1. [初出の実例]「頓て多羅尊観音、輪光(リンクウ)を傾て言葉正しく宣は」(出典:滑稽本・指面草(1786)小)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輪光」の意味・わかりやすい解説

輪光
りんこう

光背」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の輪光の言及

【光背】より

… 日本の仏菩薩,天部明王像などにみられる頭光は次の6種に大別される。円相光,輪光,宝珠光,輪宝羯磨(かつま)光,筋光,火焰光(図2)。このうち円相光を例にとってみても,円相内に重圏文,放射光文,櫛目文,流水文,蓮華文などを作って光明相をさまざまな形で表現している。…

※「輪光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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