辛気節(読み)しんきぶし

精選版 日本国語大辞典 「辛気節」の意味・読み・例文・類語

しんき‐ぶし【辛気節】

  1. 〘 名詞 〙 じれったい気持をうたった小唄節。江戸時代、文化・文政(一八〇四‐三〇)頃に流行した俗謡。うたの終わりに「ささしんきえ」というはやしことばがつく。
    1. [初出の実例]「浮気らしさの辛気節」(出典:長唄・正札附(1814)根元草摺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android