気節(読み)キセツ

デジタル大辞泉 「気節」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【気節】

気概があって、節操の固いこと。「気節に乏しい」
気候季節

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精選版 日本国語大辞典 「気節」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【気節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気概と節操のあること。気骨
    1. [初出の実例]「昔李元礼以気節自高」(出典空華集(1359‐68頃)一一・送貞上人之鎮西詩序)
    2. 「兵士の気節に於るが如く」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    3. [その他の文献]〔漢書‐汲黯〕
  3. 暦の上で、気候の目印として一年を二四分した気(節気)。季節。〔年中行事秘抄(12C末)〕
    1. [初出の実例]「今方にムーンスーン大風の気節にて」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉五七)

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普及版 字通 「気節」の読み・字形・画数・意味

【気節】きせつ

気骨があり、正義を守る。〔史記伝〕人と爲り性倨、禮少なく、面折す。~然れども學を好み、游にして、氣に任ず。

字通「気」の項目を見る

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