込高新田(読み)こみだかしんでん

日本歴史地名大系 「込高新田」の解説

込高新田
こみだかしんでん

[現在地名]緑区大高おおだか町 込高

北は天白てんぱく川を隔てて源兵衛げんべえ新田(現天白区)、東は本郷大高おおだか村である。天白川流域の低地に開かれた。「徇行記」によれば「一、此新田ハ延宝八申年大高村ヨリ開墾シ給人自分新田ナリシカ、天和二戌年上リ新田ニナリ、元禄十五年縄入、宝暦二申年ヨリ甲斐守請控トナレリ」とあり、田畑一九町六反四畝余。「込高」については、「地方品目解」に「是は正保二酉年、御国中概高に相成候節、免四ツ取に附き不申給人ヘ免四ツに合候積り、万治寛文之頃、足地被下置候分を込高と申候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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