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近代科学 キンダイカガク

デジタル大辞泉の解説

きんだい‐かがく〔‐クワガク〕【近代科学】

16世紀半ばに始まった、ヨーロッパ近代の自然科学の諸体系の総称経験科学は、古代ギリシャでは哲学と融合し、中世ヨーロッパでは神学に従属していたが、近代ヨーロッパではそれらを克服し、数学実験による経験界の探求を特徴とするようになった。

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大辞林 第三版の解説

きんだいかがく【近代科学】

ギリシャ的・中世的な自然学を継承しつつ、これを克服して成立したヨーロッパ近代の自然科学の諸体系の総称。非擬人的自然・物質観に基づき、これに数学的・定量的な方法や仮説・演繹・実験によって接近するなどの特徴がある。中国・アラビアなどヨーロッパ以外の伝統科学に対してもいう。一六世紀半ばに始まり、分野によっては一九世紀に至って成立する。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の近代科学の言及

【科学】より

…また自然現象を要素還元主義的に扱おうとすることも,単に科学がもつ一つの価値観であるとみなすことができる。 科学の普遍性の主張は,ヨーロッパの近代科学がキリスト教社会を背負って生まれてきたことと無縁ではない。キリスト教のもつ〈普遍主義〉の姿勢がそのまま科学のその主張に反映されているとみることができるからである。…

【哲学】より

…このように世界的に拡大した西欧哲学の背景となり基盤となっている人間中心主義的世界観,人生観は,西欧を含めての世界の人類にとって好ましい面ばかりでなく,むしろそれを上まわる大きな不幸や災害をもたらすものであることが,20世紀にはしだいに明らかとなってきた。 近代西欧の哲学は,ギリシアのヒューマニズムとキリスト教とを手がかりとすることによって,呪術・迷信を追放し,人間を責任倫理の主体として形成し,〈近代科学〉を生み出した。そして19世紀にキリスト教の神を見失い,ギリシア的〈調和(ハルモニア)〉の感覚を見失ったのであった。…

※「近代科学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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