近江国御高帳(読み)おうみのくにおんたかちよう

日本歴史地名大系 「近江国御高帳」の解説

近江国御高帳(寛永石高帳)
おうみのくにおんたかちよう

別称 寛永近江国高帳

写本 滋賀県立図書館

解説 慶長七年の検地を踏まえた寛永一一年当時のものとされ、近江の一国単位の郷帳では最古写本奥書に文化一一年写とあり、さらにこれを大正一三年に写している。内容は郡ごとに領主・村高を記すなど国総高・村数も含め、正保郷帳に似る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android