近赤外線(読み)キンセキガイセン

デジタル大辞泉 「近赤外線」の意味・読み・例文・類語

きん‐せきがいせん〔‐セキグワイセン〕【近赤外線】

赤外線うち波長が短く、0.7~2.5マイクロメートル程度の光線。暗視カメラの照明装置、赤外線通信静脈認証などに用いられる。近赤外光NIR(near infrared)。

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百科事典マイペディア 「近赤外線」の意味・わかりやすい解説

近赤外線【きんせきがいせん】

赤外線

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世界大百科事典(旧版)内の近赤外線の言及

【赤外線】より

…1800年にイギリスのF.W.ハーシェルが,太陽スペクトルの赤色部分より長波長側に熱効果の大きい部分があることを発見したのが最初である。波長数μm以下を近赤外,波長25μm以上を遠赤外,その間を中間赤外と呼び,また,波長25μm,30μmまたは50μmを境として,それ以上を遠赤外線,以下を近赤外線と総称することもある。ただし,これらの境界は明確ではなく,ことに電子回路で発生されるコヒーレンスのよい電磁波は波長が短くてもサブミリ波などと電波用語で呼ばれる。…

※「近赤外線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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