精選版 日本国語大辞典 「迚かく」の意味・読み・例文・類語
とても【迚】 かく
- ① ( 「かくても」を伴って用いる ) ああしてもこう。どうしたってこう。
- [初出の実例]「とてもかくかくてもよそになげく身のはてはいかがは成らむとすらん」(出典:和泉式部集(11C中)下)
- ② ( 「とてもかくてもかく」の意 ) いずれにしてもこう。しょせん、こんなに。
- [初出の実例]「とてもかくかりの世ならばかりにだになどなき人のかへらざるらん〈祝部成光〉」(出典:新拾遺和歌集(1364)哀傷・九一五)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...