精選版 日本国語大辞典 「迚かく」の意味・読み・例文・類語
とても【迚】 かく
- ① ( 「かくても」を伴って用いる ) ああしてもこう。どうしたってこう。
- [初出の実例]「とてもかくかくてもよそになげく身のはてはいかがは成らむとすらん」(出典:和泉式部集(11C中)下)
- ② ( 「とてもかくてもかく」の意 ) いずれにしてもこう。しょせん、こんなに。
- [初出の実例]「とてもかくかりの世ならばかりにだになどなき人のかへらざるらん〈祝部成光〉」(出典:新拾遺和歌集(1364)哀傷・九一五)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...