精選版 日本国語大辞典 「迚かく」の意味・読み・例文・類語
とても【迚】 かく
- ① ( 「かくても」を伴って用いる ) ああしてもこう。どうしたってこう。
- [初出の実例]「とてもかくかくてもよそになげく身のはてはいかがは成らむとすらん」(出典:和泉式部集(11C中)下)
- ② ( 「とてもかくてもかく」の意 ) いずれにしてもこう。しょせん、こんなに。
- [初出の実例]「とてもかくかりの世ならばかりにだになどなき人のかへらざるらん〈祝部成光〉」(出典:新拾遺和歌集(1364)哀傷・九一五)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...