新拾遺和歌集(読み)シンシュウイワカシュウ

デジタル大辞泉 「新拾遺和歌集」の意味・読み・例文・類語

しんしゅういわかしゅう〔シンシフヰワカシフ〕【新拾遺和歌集】

室町前期の勅撰和歌集。20巻。正平18=貞治2年(1363)後光厳天皇の勅により二条為明が撰したが、途中で没したため頓阿とんあ助成、翌年完成。歌数約1920首。新拾遺集

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精選版 日本国語大辞典 「新拾遺和歌集」の意味・読み・例文・類語

しんしゅういわかしゅうシンシフヰワカシフ【新拾遺和歌集】

  1. 南北朝時代にできた、一九番目の勅撰和歌集。二〇巻で、歌数は一九二〇首。貞治二年(一三六三)、後光厳天皇の命により藤原為明が撰したが、途中で病死したため、頓阿が継承して貞治三年に完成。代表歌人は藤原為藤・為世・定家・為家など。新拾遺集

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