普及版 字通 「迢」の読み・字形・画数・意味
迢
9画
[字訓] はるか・とおい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は召(しよう)。召に超・髫(ちよう)の声がある。〔説文新附〕二下に「(はる)かなり」とあり、遠く遥かなことをいう。
[訓義]
1. はるか、とおい。
2. 超と通じ、こえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕迢 トホシ・ハルカナリ・コユ/迢 ―トハルカナリ
[語系]
迢dy、超thiは声義が近い。またthek、逖thyekはその系統の語。遙(遥)ji、(遼)ly、またdiatや迢逓の遞(逓)dyekなども一類の語となしうる。
[熟語]
迢越▶・迢遠▶・迢嶢▶・迢迢▶・迢逓▶・迢▶・迢▶・迢遥▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報