追加副審(読み)ついかふくしん(英語表記)Additional Assistant Referee

知恵蔵mini 「追加副審」の解説

追加副審

日本のプロサッカーリーグであるJリーグにおいて、得点の見極め、ペナルティエリア内での反則などのプレーについての判定の精度向上を図ることを目的として2016年シーズンより導入された審判員のこと。追加副審はゴールライン後方に位置し、無線で自らの判定結果を主審に伝える。ゴールかノーゴールか主審の判断が難しい場合、追加副審が先に判断する役割を担う。同副審はJリーグにおいては、16年5月22日のJ3のG大阪U23とSC相模原の試合を皮切りに、今季はJ1年間王者を決めるチャンピオンシップなどでも導入する。海外では、12年7月の国際サッカー評議会(IFAB)の決定により、ゴールラインテクノロジーが採用されるのと同時に、追加副審制度も正式採用されている。

(2016-5-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android