逃を張る(読み)にげをはる

精選版 日本国語大辞典 「逃を張る」の意味・読み・例文・類語

にげ【逃】 を=張(は)る[=打(う)つ]

  1. 逃げじたくをする。責任などの追及をのがれようと手段を講じる。
    1. [初出の実例]「万一の場合には逃げを張る気と見えた」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android