コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

万一 バンイチ

デジタル大辞泉の解説

ばん‐いち【万一】

[副]
もしも。ひょっとして。まんいち。
「―に危(あやぶ)む心から、暫く差控(さしひかえ)ていた」〈二葉亭浮雲
「―おめえがつまらねえこといひ出しては」〈滑・大山道中・初〉
わざわざ。とりたてて。
「珍しくもねえ喧嘩を、―に持ってくでもねえから」〈滑・浮世風呂・四〉
[名]
めったにないこと。もしもの場合。まんいち。
「―には大きな事(こつ)た」〈洒・船頭深話〉
すべてのこと。万事。
「―に飽きっぽくて」〈滑・浮世風呂・初〉

まん‐いち【万一】

[名]万の中に一つ。めったにないが、ごくまれにあること。まんがいち。「万一に備える」
[副]めったにないことが起こるのを予測するさま。もしも。まんがいち。「万一火事になったら、これを持って逃げろ」

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ばんいち【万一】

( 副 )
まんいち(万一) 」に同じ。 「 -に危む心から、暫く差控てゐた/浮雲 四迷
一事が万事。いちいち。何につけても。 「珍しくもねえ喧嘩を-(町役人ニ)持つてくでもねえから/滑稽本・浮世風呂 4

まんいち【万一】

( 名 )
万のうちの一。可能性がほとんどないが、ごくまれにあること。万が一。万に一つ。 「 -の場合に備える」 「 -を考える」
( 副 )
その事態の実現の可能性が極めて低いことを仮定する気持ちを表す。ひょっとして。もしも。万が一。 「 -行けなくなったら電話する」 〔名詞・副詞ともに、好ましくない事態についていう〕

まんいつ【万一】

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

万一の関連キーワードフォールトトレラント公共工事履行保証証券備え有れば患い無し団体信用生命保険備えあれば患なしキーエスクロウ原子炉格納容器保険を掛ける合わせガラスハリガネムシ経営者保険用心・要心網入ガラス平行二回線強化ガラス原子炉建屋山を掛ける山を当てる逃げを打つまさかの時

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

万一の関連情報