逃所(読み)にげど

精選版 日本国語大辞典 「逃所」の意味・読み・例文・類語

にげ‐ど【逃所】

  1. 〘 名詞 〙 逃げみち。逃げ場。逃げどころ。
    1. [初出の実例]「逆に押へて拳(こぶし)を振上げられた時には、どうにもかうにも遁途(ニゲド)がありませぬ」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉六八)

にげ‐どころ【逃所】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「にげところ」とも ) 逃げる場所。逃げ隠れるのにつごうのよい場所。逃げ場。にげど。
    1. [初出の実例]「余りににげ所無くして、小柴垣を破りて、高這にして逃げにける」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む