逃遅れる(読み)ニゲオクレル

デジタル大辞泉 「逃遅れる」の意味・読み・例文・類語

にげ‐おく・れる【逃(げ)遅れる】

[動ラ下一][文]にげおく・る[ラ下二]逃げるのが遅れる。逃げそこなう。「火災で―・れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逃遅れる」の意味・読み・例文・類語

にげ‐おく・れる【逃遅】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]にげおく・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 逃げるのが遅れる。逃げそこなう。
    1. [初出の実例]「長兵ははや落たる跡にて唯二三人の雑卒が逃後(ニゲオク)れつつ居たりしを」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む