逆様言(読み)サカサマゴト

デジタル大辞泉 「逆様言」の意味・読み・例文・類語

さかさま‐ごと【逆様言】

こちらが言いたいことなのに、先方から言ってくること。道理に合わない言いがかり。
逆さ言葉」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆様言」の意味・読み・例文・類語

さかさま‐ごと【逆様言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. むしろこちらこそ先方に言ってやりたいようなことを、先方から言ってよこすこと。筋のとおらない言いがかり。
    1. [初出の実例]「なにごとかある、さわがしうてなん、などか音をだに、つらし、など、はてはいはんことのなさにやあらん、さかさまごとぞある」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
  3. さかさことば(逆言葉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む