逆止め弁(読み)ぎゃくとめべん(その他表記)check valve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逆止め弁」の意味・わかりやすい解説

逆止め弁
ぎゃくとめべん
check valve

危険防止または機能保持のため,流体一方向にだけ自由に流して,逆流を阻止するための方向制御弁。一般にリフト式のものとスイング式のものとに分類できる。またアングル型 (流入方向に対して 90゜の方向に流出) とインライン型 (流入と流出の方向が同一方向) とがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の逆止め弁の言及

【バルブ】より

…以下では流路の開閉以外に使われる特殊な用途のバルブについて述べる。(6)逆止め弁 チェック弁とも呼ばれ,逆流を自動的に防止するために使われる。流す方向へは弁体が流れの力によって自然に押し開かれるが,逆方向に流れようとすると弁体が弁座に密着して流れを遮断する。…

※「逆止め弁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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