精選版 日本国語大辞典 「透察」の意味・読み・例文・類語
とう‐さつ【透察】
- 〘 名詞 〙 =どうさつ(洞察)①
- [初出の実例]「若し世に僕輩の文章を買って読む人があるならば、其れは必ず僕輩以下の人だ。僕輩以下の人は、必ず僕輩の心意をさへ透察することの出来ない人だ」(出典:売文集(1912)〈堺利彦編〉巻頭の飾・売文社長足下〈木下尚江〉)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...