透扇(読み)スキオウギ

デジタル大辞泉 「透扇」の意味・読み・例文・類語

すき‐おうぎ〔‐あふぎ〕【透(き)扇】

杉などで作った薄い骨に透かし彫りを施し、白い生絹すずしを張った扇。一説に、五節ごせち童女わらわの持つ扇ともいう。透かし扇。

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精選版 日本国語大辞典 「透扇」の意味・読み・例文・類語

すかし‐おうぎ‥あふぎ【透扇】

  1. 〘 名詞 〙すきおうぎ(透扇)
    1. [初出の実例]「すかし扇二見の浦よ梨地骨〈調笙子〉」(出典:俳諧・金剛砂(1680‐81頃)夏)

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