精選版 日本国語大辞典 「這い出ず」の意味・読み・例文・類語 はい‐い・ずはひいづ【這出】 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙① =はいでる(這出)[初出の実例]「肥えたるちご〈略〉はひいでたるもまた、みじかきが袖がちなる着てありくも、みなうつくし」(出典:枕草子(10C終)一五一)② こそこそ出る。動作主を卑しめていう。[初出の実例]「己(おのれ)日本の小国よりはい出、もろこしの地をふみあらし」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例