出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
熊本県阿蘇郡の町。人口7877(2010)。県最北東端に位置し,大分県に接する。全域を標高1000m前後の山々が占め,杖立川本支流が谷を刻んで北西流する。中心集落の宮原は古くからの交通の要衝であり,国道212号,442号線の交差する地点でもある。基幹産業は農林業で,農業は米作と畜産を主体とし,ダイコンなど高冷地野菜栽培が行われ,出作により生産を伸ばしている。林業では小国杉として知られる杉材の産地であり,シイタケなどの林産物にも力が注がれている。天然記念物の下の城のイチョウ,阿弥陀の杉があり,東部にそびえる涌蓋山(わいたさん)一帯の山地は阿蘇くじゅう国立公園,北部の杖立温泉周辺は耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)国定公園に含まれる。
執筆者:松橋 公治
山形県南西端,西置賜(にしおきたま)郡の町。人口8862(2010)。新潟県境に位置し,南西部は飯豊山地,北東部は朝日山地に囲まれ,荒川上流域を占める。町域の大部分は山林で,県下でも有数の豪雪地帯である。中心集落の小国は越後との国境に位置するため江戸時代に米沢藩の支城(御役屋)が置かれ,城代以下の家士が警備に当たり,付近に口留番所も設置されていた。また米沢と越後を結ぶ越後街道の宿駅でもあり,旅籠や塩問屋などが立ち並んでにぎわった。現在もJR米坂線,国道113号線が通る交通の要所である。1937年に化学工場が立地して以来,荒川水系の発電を利して次々と工場が誘致され,石英ガラス,合金鉄などを生産する。
執筆者:松原 宏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
新潟県南部、刈羽郡(かりわぐん)にあった旧町名(小国町(まち))。現在は長岡(ながおか)市の南部を占める地域。1956年(昭和31)上小国村と小国村が合併して町制施行。2005年(平成17)に長岡市に編入。渋海川(しぶみがわ)中流の小国盆地にある地方中心町。国道291号、403号、404号が走る。旧町域は長岡市に編入され、小千谷(おぢや)市、柏崎(かしわざき)市からも10キロメートル前後しか離れていないが、交通的に隔絶された純山村で、中世は豪族小国氏の居城があった。かつては養蚕が盛んであったが、現在では米作が主体。冬季の出稼ぎが盛んである。小国紙の特産地でもあり、その技術は県の無形文化財。
[山崎久雄]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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[観賞用種]
雄鶏の時を告げる声を観賞する長鳴鶏としては,東天紅(とうてんこう)(イラスト),声良(こえよし),唐丸(とうまる)など,ひと声を20秒以上も引きのばす品種が作出されている。美しい姿態を楽しむ品種としては小国(しようこく),地鶏(じどり),尾曳(おひき),蓑曳(みのひき),黒柏(くろかしわ),鶉尾(うずらお),比内鶏(ひないどり)(イラスト),地頭鶏(じとつこ),烏骨鶏(うこつけい),チャボ(矮鶏)(イラスト)があるが,蓑羽と尾羽が換羽せずに伸びつづけ,8m以上に達する尾長鶏(イラスト)は世界的に有名である。闘鶏用の品種にはシャモ(軍鶏)(イラスト),薩摩鶏(さつまどり),河内奴(かわちやつこ)がある。…
※「小国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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