這っても黒豆(読み)ハッテモクロマメ

デジタル大辞泉 「這っても黒豆」の意味・読み・例文・類語

っても黒豆くろまめ

黒いものが這い出しても、虫であると認めず、黒豆であると言い張ること。間違っていても、強情に自説を曲げないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「這っても黒豆」の解説

這っても黒豆

小さな黒いものがはいだして虫であることがわかっても、黒豆だと言い張る。誰の眼にも明らかな反証が出てきても、自説を曲げない頑固者のたとえ。

[使用例] 私が這っても黒豆のたぐいの強情家でないことは、花の下の半日の客、月の前の一夜の友、諸君にだって分かってもらえるはずだ[安部公房榎本武揚|1965]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む