這ひ徘徊る(読み)ハイタモトオル

デジタル大辞泉 「這ひ徘徊る」の意味・読み・例文・類語

はい‐たもとお・る〔はひたもとほる〕【×這ひ徘徊る】

[動ラ四]はいもとおる」に同じ。
若子みどりこの―・り朝夕あさよひのみそが泣く君なしにして」〈・四五八〉

はい‐もとお・る〔はひもとほる〕【這ひ徘徊る】

[動ラ四]這いまわる。
うづらすい―・り」〈・一九九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「這ひ徘徊る」の意味・読み・例文・類語

はい‐たもとお・るはひたもとほる【這徘徊】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 はい回る。はいもとおる。
    1. [初出の実例]「若子(みどりこ)の匍匐多毛登保里(はひタモトホリ)朝宵にねのみそ吾が泣く君無しにして」(出典万葉集(8C後)三・四五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む