通掛(読み)とおりがかり

精選版 日本国語大辞典 「通掛」の意味・読み・例文・類語

とおり‐がかりとほり‥【通掛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とおりかかり」とも ) たまたまそこを通りかかること。とおりがけ。とおりすがり。
    1. [初出の実例]「見(みず)知らずの通(トヲ)りかかりの旅の者」(出典人情本・明烏後正夢(1821‐24)四)

とおり‐がけとほり‥【通掛】

  1. 〘 名詞 〙 たまたま通るついで。とおりがかり。とおりすがり。
    1. [初出の実例]「Praetermonstro〈略〉Touorigaqeni(トヲリガケニ) モノヲ ミスル」(出典:羅葡日辞書(1595))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android