通雲(読み)とおりぐも

精選版 日本国語大辞典 「通雲」の意味・読み・例文・類語

とおり‐ぐもとほり‥【通雲】

  1. 〘 名詞 〙 停滞することなく通り過ぎて行く雲。流れ行く雲。
    1. [初出の実例]「通り雲かなどのやうに、すーっと男の体内を過ぎて行った」(出典:田舎医師の子(1914)〈相馬泰三〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android