逝く者はかくのごときか(読み)ゆくものはかくのごときか

故事成語を知る辞典 「逝く者はかくのごときか」の解説

逝く者はかくのごときか

世の中がうつろいゆくのを嘆くことば。また、この宇宙活動一瞬たりとも止まらないことを嘆くことば。

[由来] 「論語かん」に出て来る、孔子のことばから。ある川のほとりで、「逝く者はくの如きか、昼夜かず(過ぎ去っていくものは、この水の流れと同じようなものだなあ、昼も夜も休まず過ぎ去っていく)」と述べています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android