造山輪廻(読み)ぞうざんりんね

最新 地学事典 「造山輪廻」の解説

ぞうざんりんね
造山輪廻

orogenic cycle ,geotectonic cycle

地史のうえで,広義造山運動がほぼ同じような形式で繰り返して現れるところから,一つ一つを造山輪廻という語で表したもの。したがって,個々の輪廻の具体的内容は広義の造山運動とまったく同じ。古生代以後では,カレドニア・ヘルシニア(バリスカン)・アルプス三つの輪廻が知られている。造山運動の代りに造構運動という語を好む人は,造構輪廻という語を用いる。

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参照項目:地質学的輪廻

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関連語 山下

百科事典マイペディア 「造山輪廻」の意味・わかりやすい解説

造山輪廻【ぞうざんりんね】

地向斜―造山論では,地向斜に始まり,褶曲(しゅうきょく),隆起によって山脈が生じる造山運動(広義)と,それが浸食によって消滅するまでの全過程が地球歴史の上で繰り返して現れると考え,それを造山輪廻と呼んだ。

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世界大百科事典(旧版)内の造山輪廻の言及

【造山運動】より

…その後は平たん化が進み,山の形が失われ,しだいに山脈の深部が露出するようになる。 以上に述べた3段階のように,一定の順序をもったできごとの連なりからなる造山運動の全過程を,造山輪廻(造山サイクル)と呼ぶ。地域や時代の異なる造山運動においても,同じような造山輪廻が一般的に存在するものとされ,また,カレドニア,バリスカン,アルプスなどのような大規模な造山輪廻は,地球全体にわたってほぼ同時に進行したと考えられた。…

※「造山輪廻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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