連用(読み)レンヨウ

デジタル大辞泉 「連用」の意味・読み・例文・類語

れん‐よう【連用】

[名](スル)
同じものを続けて使うこと。「薬を連用する」
用言に続くこと。
連用形」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「連用」の意味・読み・例文・類語

れん‐よう【連用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 同じ物をひき続き用いること。また、二つの物を続けて用いること。
    1. [初出の実例]「一字は諡法にあらざる字を連用すと見へたり」(出典:制度通(1724)七)
    2. 「説明書を読むと、連用の場合には習慣性があるからと、はっきり注意してあるので」(出典:第4ブラリひょうたん(1954)〈高田保〉ブラリひょうたん・習慣性)
  3. 用言に続くこと。
    1. [初出の実例]「連用連躰截断の三つをかぬる詞也」(出典:俳諧・古学截断字論(1834)上)
  4. れんようけい(連用形)」「れんようげん(連用言)」の略。〔活語指南(1844)〕

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