制度通(読み)せいどつう

改訂新版 世界大百科事典 「制度通」の意味・わかりやすい解説

制度通 (せいどつう)

中国歴代の制度の沿革と,対応する日本の制度との関係を項目別に述べた書物。伊藤東涯撰。13巻。内容は,天文,暦法,地理,官制,官吏任用,税役制,度量衡,礼楽,律令格式,兵制,法制といった制度全般にわたり,中国の古代から明代にいたる間の変遷を簡明に跡づけるとともに,それぞれの条に〈本朝之制〉の名目を唐の記事に続けて設け,唐制と比較しやすくしていて,今なお最も信頼しうる制度史入門書である。
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関連語 礪波

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「制度通」の意味・わかりやすい解説

制度通
せいどつう

中国の制度の変遷,中国と日本の制度の関係について述べた書。 13巻。江戸時代中期の儒者,伊藤東涯の著。享保9 (1724) 年の自序があるが,寛政9 (97) 年刊行。日本の制度については王朝以降には論及していないが,記述は実証的で正確である。

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