精選版 日本国語大辞典 「進み寄る」の意味・読み・例文・類語
すすみ‐よ・る【進寄】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 進んで近寄る。
- [初出の実例]「すゑて探らむといひければ、進寄て鷹を移しければ」(出典:古事談(1212‐15頃)四)
- ② 近づいて行って思うことをうちあける。また、近づいて親しくする。
- [初出の実例]「心よわくすすみよらむも、人笑はれに、人のねんごろなりしきざみに、なびきなましかばなど、人知れずおぼし嘆きて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...