遅牛も淀早牛も淀(読み)オソウシモヨドハヤウシモヨド

デジタル大辞泉 「遅牛も淀早牛も淀」の意味・読み・例文・類語

遅牛おそうしよど早牛はやうしよど

京を出発した牛は、歩みが遅くても速くても、結局、に着くことに変わりはない。ものに遅速はあっても、結果においては同じであることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遅牛も淀早牛も淀」の意味・読み・例文・類語

おそうし【遅牛】 も 淀(よど)早牛(はやうし)も淀(よど)

  1. 京都を出た牛は、その歩みに遅い速いがあっても、結局は淀に帰りつくという意で、物事はその速さにかかわりなく、結果は同じであるということ。早牛も淀、遅牛も淀。
    1. [初出の実例]「いづれも高く候御免あれ、遅牛も淀早牛も淀おいとま申」(出典:浄瑠璃・源氏長久移徙悦(1685)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む