遅谷村(読み)おそだにむら

日本歴史地名大系 「遅谷村」の解説

遅谷村
おそだにむら

[現在地名]飯豊町遅谷

上原うわばら村・下屋地しもやち村の南、しら川支流遅谷川沿いに位置する。南東広河原ひろがわら村。近世初期の邑鑑には「小其谷村」とみえ、高一八三石余、免三ツ三分、家数一五(うち役家二・肝煎一)・人数六八。役木として桑をあげる。蒲生氏高目録帳では村柄は上。上杉領村目録には「嶽谷」とみえ、高三〇〇石余、本免三ツ一分五毛余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android