遊予・游予(読み)ゆうよ

精選版 日本国語大辞典 「遊予・游予」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐よ イウ‥【遊予・游予】

〘名〙
① (「孟子‐梁恵王下」の「夏諺曰、吾王不遊、吾何以休、吾王不予、吾何以助、一遊一予、為諸侯度」から) 帝王が游幸すること。天子のたのしみ。
菅家文草(900頃)一・早春侍内宴、同賦無物不逢春「君王遊予、其不悦乎」 〔魏志‐斉王芳伝〕
② あそびたのしむこと。
明衡往来(11C中か)中末「明月之夜向河陽。欲予江口辺遊女所如何」 〔盧諶‐贈崔温詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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