運動包囲線(読み)うんどうほういせん(その他表記)maneuvering envelope

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「運動包囲線」の意味・わかりやすい解説

運動包囲線
うんどうほういせん
maneuvering envelope

航空工学用語。荷重倍数n と対気飛行速度 V をそれぞれ縦および横の座標軸とする座標面上に,制限運動荷重倍数と設計飛行速度との組み合わせをプロットしてできる多角形図表をいい,V-n 線図とも呼ぶ。この包囲線の中ではすべての速度と荷重倍数の組み合わせについて強度上安全な運動ができることを保証する必要があり,強度設計をするうえできわめて重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む