過ぎ越す(読み)すぎこす

精選版 日本国語大辞典 「過ぎ越す」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐こ・す【過越】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙
  2. (ある場所を)通り過ぎて来る。通過する。
    1. [初出の実例]「北国の山々を過こし〈略〉坂田といふ所にはじめてつきぬ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)三)
  3. (ある時を)経過して来る。
    1. [初出の実例]「夢のやうに過ぎこした昔へ心を引戻して」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む