違縄(読み)たがいなわ

精選版 日本国語大辞典 「違縄」の意味・読み・例文・類語

たがい‐なわたがひなは【違縄】

  1. 〘 名詞 〙 和船の継櫓(つぎろ)部分名称櫓腕櫓脚(櫓葉・櫓下)とを堅く結合するため上下二か所で箍(たが)のように巻き締める縄。上に巻くのを「上たがい」または「さきたがい」、下に巻くのを「下たがい」または「尻たがい」という。たがい。たがえ。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android