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遠つ人 トオツヒト

デジタル大辞泉の解説

とお‐つ‐ひと〔とほ‐〕【遠つ人】

[枕]
遠くにいる人を待つ意から、「松」「松浦(まつら)(=地名)」にかかる。
「―松の下道(したぢ)ゆ」〈・三三二四〉
雁(かり)は遠くから来るので、「雁」「猟路(かりぢ)(=地名)」にかかる。
「―雁が来鳴かむ」〈・三九四七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

とおつひと【遠つ人】

( 枕詞 )
遠い人を待つ意から、「松」、地名「松浦まつら」にかかる。 「 -松浦の川に若鮎釣る/万葉集 857
雁が遠方から来ることから、「雁」および同音の「猟路かりじ」にかかる。 「 -雁が来鳴かむ時近みかも/万葉集 3947」 「 -猟路の池に住む鳥の/万葉集 3089

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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