遠山孝三(読み)トオヤマ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「遠山孝三」の解説

遠山 孝三
トオヤマ コウゾウ

大正・昭和期の実業家 内外紡績社長;遠山商店代表。



生年
明治12(1879)年9月5日

没年
昭和10(1935)年8月10日

出生地
愛知県海部郡津島町

旧姓(旧名)
幼名=孝一

経歴
大正8年家督を相続して孝三を襲名した。家は代々米商を営み、父の代になって綿糸商を始める。早くから家業に従事し、7年綿糸を扱う合名会社の遠山商店を創設し、8年代表社員となる。9年毛糸の売買・輸入のための遠山孝三商店を別に開設した。また名古屋綿糸布取引所理事長、内外紡績社長のほか、日本セロファン取締役、昭和毛糸紡績取締役、津島染色整理会社社長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠山孝三」の解説

遠山孝三 とおやま-こうぞう

1879-1935 大正-昭和時代前期の実業家。
明治12年9月5日生まれ。大正7年綿糸をあつかう遠山商店を創設。9年毛糸の売買,輸入のための遠山孝三商店を別につくる。名古屋綿糸布取引所理事長,内外紡績社長のほか,日本セロファン,昭和毛糸紡績などの取締役をつとめた。昭和10年8月10日死去。57歳。愛知県出身。初名は孝一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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