遠熱水鉱床(読み)えんねっすいこうしょう(その他表記)telethermal deposit

最新 地学事典 「遠熱水鉱床」の解説

えんねっすいこうしょう
遠熱水鉱床

telethermal deposit

L.C.Graton(1931)提唱。鉱床周辺に火成岩類を伴わず,地表近くで低温で生成したと考えられる熱水鉱床。形態は主に層状で堆積岩中の一定層準を占め,皮殻状・コロイド状組織を含み単純な鉱物組成を示すなどの特徴がある。ミシシッピバレー型鉱床などがこの型に属するとされた。一般に生成環境は温度0~100℃,圧力最大90MPa程度。

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岩石学辞典 「遠熱水鉱床」の解説

遠熱水鉱床

低温の熱水溶液によって浅い深度に形成された鉱床をいう.鉱床周辺に火成岩類を伴わないことが多く,溶液が非常に遠くに移動したと考えられるため,鉱床と何等かの火成岩体との間の関係は明瞭ではない[Graton :1933, Park & MacDiarmid : 1964].ギリシャ語のteleは遠いの意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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