デジタル大辞泉 「遠近人」の意味・読み・例文・類語 おちこち‐びと〔をちこち‐〕【▽遠▽近人】 あちこちの人。「信濃しなのなる浅間の嶽たけに立つけぶり―の見やはとがめぬ」〈伊勢・八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「遠近人」の意味・読み・例文・類語 おちこち‐びとをちこち‥【遠近人】 〘 名詞 〙① あちらこちらの人。そこここの人。遠方、または近くの人。また、無関係な人。[初出の実例]「信濃なる浅間の嶽(たけ)にたつ煙をちこち人の見やはとがめぬ」(出典:伊勢物語(10C前)八)② もみじの園芸品種。〔広益地錦抄(1719)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例