遺念(読み)いねん

精選版 日本国語大辞典 「遺念」の意味・読み・例文・類語

い‐ねんヰ‥【遺念】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 未練に思う心。思いをあとに残すこと。また、その思い。残念。遺憾。
    1. [初出の実例]「朝に道を聞いて其夕に死しても、絲毫(がう)の遺(ヰ)念なし」(出典駿台雑話(1732)三)
  3. かたみ。遺物
  4. 沖縄で、亡霊をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む