遺芳(読み)イホウ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「遺芳」の意味・読み・例文・類語

い‐ほうヰハウ【遺芳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あとまでのこるかおり。遺薫
  3. 後世にのこる名誉。業績。⇔遺臭(ゆいしゅう)
    1. [初出の実例]「以槐棘之遺(ヰ)、賞蕭条之美景」(出典:詩序集(1133頃)南北月光明詩序〈藤原惟俊〉)
  4. 後世にのこる筆跡。遺墨。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む