遺芳(読み)イホウ

デジタル大辞泉 「遺芳」の意味・読み・例文・類語

い‐ほう〔ヰハウ〕【遺芳】

《あとまで残る香りの意から》
後世に残る名誉・業績
後世に残る筆跡遺墨

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精選版 日本国語大辞典 「遺芳」の意味・読み・例文・類語

い‐ほうヰハウ【遺芳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あとまでのこるかおり。遺薫
  3. 後世にのこる名誉。業績。⇔遺臭(ゆいしゅう)
    1. [初出の実例]「以槐棘之遺(ヰ)、賞蕭条之美景」(出典:詩序集(1133頃)南北月光明詩序〈藤原惟俊〉)
  4. 後世にのこる筆跡。遺墨。

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