遺金(読み)イキン

デジタル大辞泉 「遺金」の意味・読み・例文・類語

い‐きん〔ヰ‐〕【遺金】

延べ棒・馬蹄ばてい形などにして残した軍用金。「慶長遺金
落とした金銭
廉士は―をかへりみず」〈読・胡蝶物語・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「遺金」の意味・読み・例文・類語

い‐きんヰ‥【遺金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 誰かが道で落とした金銭。人が遺失した金。
    1. [初出の実例]「非拾遺金者、欲従撃磬人」(出典:玉山先生詩集遺稿(1774)詠貧士)
  3. 軍用金などの目的でのこされた金の延べ棒など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む