普及版 字通 「郤」の読み・字形・画数・意味
郤
10画
[字訓] すき・ひま
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(きやく)。〔説文〕六下に「晉の大夫叔虎の邑なり」とあり、のち郤氏を称した。隙と通用し、すき・ひまの意に用いる。隙は、聖地に玉をおき、その玉光のもれる意。郤はすきま。〔荘子、養生主〕「大郤を批(う)つ」のように用いる。
[訓義]
1. すき、すきま、ひま。
2. 地の名、国の名、族名。
[熟語]
郤穴▶・郤地▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報