最新 地学事典 「都野津層群」の解説
つのづそうぐん
都野津層群
Tsunozu Group
島根県中・西部日本海沿岸地域に分布する鮮新~更新統。層厚80m以下。礫・砂・泥層からなり,M1~M4の4枚の海成粘土層を挟む。上部は大江高山火山岩類や淡水成の水上層,風成砂層と指交する。M1~M2層準から,シンシュウゾウ化石を産出。水野篤行ほか(1994)は,丸八窯業(株)の崖を模式地とする都野津層(狭義)に,それを不整合に覆う島の星層(赤色風化した砂礫層),さらにそれらを不整合に覆う室神山層(砂層)を含め,一括して都野津層群と再定義。産出化石や古地磁気編年から,同層群の堆積年代を4.1~0.7Maと推定。今村外治(1957)命名。
執筆者:大西 郁夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

