酢香手姫皇女(読み)すかてひめのおうじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酢香手姫皇女」の解説

酢香手姫皇女 すかてひめのおうじょ

?-? 6-7世紀前半,用明天皇皇女
日本書紀」によれば,母は葛城磐村(かつらぎの-いわむら)の娘広子。用明,崇峻(すしゅん),推古の3代にわたり37年間伊勢神宮の日神につかえ,のちみずから葛城にしりぞいた。「古事記」では,須加志呂古郎女(すかしろこのいらつめ)と記し,母は当麻之倉比呂(たぎまのくらの-ひろ)の娘飯女之子(いいめのこ)とするのみである。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android